Hamilton Ventura(ハミルトン・ベンチュラ)の歴史設立当初は主にアメリカ軍のためのミリタリー・ウォッチの製造を行い、第二次大戦時にはアメリカ政府の要請を受けて実に100万個以上の軍用時計を製造した。このハミルトンの驚異的な生産能力、技術レベルの高さに、ミリタリー・ウォッチ=ハミルトンとまで定義付けられるようになった。 戦後50年代に入ると、アメリカ経済・産業は著しく発展、人々のライフスタイルは大きく変化していく。 ロカビリーの誕生、エルヴィス・プレスリーの登場、街中には色とりどりの車が走り、中でもキャデラックは成功者の証とされた。 1957年、そんな中でハミルトンは世界初のエレクトリック・ウォッチ「ベンチュラ」を発表。 ハミルトン・ベンチュラはその革新的なテクノロジーと斬新なスタイリングで、50年代アメリカを象徴する時計として、たちまち人気モデルとなった。 ちなみにベンチュラを特徴付ける左右非対称の斬新なデザインはキャデラックのテールフィン・デザインを手がけたリチャード・アービブ氏によるもの。 この時計が後の時計史に大きな足跡を刻むこととなった。 1961年、“キング・オブ・ロカビリー”エルヴィス・プレスリーが映画「ブルー・ハワイ」でベンチュラを着用し、ついにベンチュラはハリウッド・デビューを果たす。 エルヴィス・プレスリーはこの映画で使用したハミルトン・ベンチュラを大いに気に入り、プライベートでも愛用するようになった。 当時ベンチュラにはレザーベルト・モデルしか存在していなかったが、エルヴィスは自らこれを蛇腹に変更、彼なりのカスタムを施して着用しており、彼のファッションに対する粋なコダワリが感じられる。 今やエルヴィスが愛用したベンチュラは、ロカビリー、ロックンロール愛好者にとって必携のアイテムとなっている。ブライアン・セッツァー、横山剣ら有名アーティストにも愛用者は数多い。 ベンチュラ発表後もハミルトンは「アード・モア」「ベントン」などの人気モデルを次々発表していった。 100年以上の歴史を持つハミルトン社は、創業当時より技術的革新、デザイン的革新と両方の分野で他のブランドの追従を許さず、今なおアメリカを象徴する数々の歴史的ウォッチを生み出し続けている。 Hamilton Ventura(ハミルトン・ベンチュラ)エルヴィス・プレスリー再現モデル登場!ハミルトン社は社内より見つかったエルビス・プレスリー愛用蛇腹バンドのデザイン資料を基に、ハミルトン社自ら蛇腹バンドをデザイン・製造し、エルヴィス・モデルとしてエルヴィス愛用ベンチュラを再現・発表した。 完成度はもちろん最高レベル。本体横部には“Love Me Tender”の刻印が入り、ここにエルヴィス・プレスリーの愛した本来のHamilton Venturaが誕生した。 写真の2本のベンチュラは管理人夫婦の所有。 大きい方がメンズ、小さい方がレディース。 レディースの方はボディーにダイヤがあしらわれてます。 Hamilton Ventura(ハミルトン・ベンチュラ)電池交換の方法ネジは1mm程の極小サイズなので無くさないよう要注意。 工具はダイソー等で売っている精密機器用のドライバーセットで十分、OKです。 ちなみにゴム枠の様なものが蓋と本体の間に付いてますが、これが防水の役割。 このゴム枠は数年で朽ちてしまいますので、交換が必要となります。(管理人は外してます) 使用するのはボタン電池。 電池の型番は「SR920SW(371)」です。 日本製ブランドが長持ちしてお薦めです。 外国製の粗悪な品は液漏れしたり後々大変なので、電池はケチらず良い品を。 一度電池交換すれば、数年持ちます。 秒針が数秒毎に遅れて動き始めたら、交換時期です。 ハミルトン・ベンチュラELVIS限定モデル
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